ニ〇リの土鍋事件があって以来、調理器具は基本的に日本製しか使わないことにしている。調理中にカドミウムや鉛が溶け出すとはまことに恐ろしいことであるが、スポンサー第一主義のマスゴミは、今も昔も不都合なことは一切報道しないから、自分で情報を集めて、安全なものを選ぶしかない。
そうは言っても、最近は日本でもウェブ上の検閲が厳しくなってきているから、何か知りたいことがあるのであれば、「DuckDuckGo」とその他の検索エンジンを併用して調べるのが宜しい。
そんなわけで、ニ〇リの土鍋事件以来、カドミウムや鉛が怖いから、土鍋は使わなくなった。
中国製や東南アジア製、アンティーク食器などにも、カドミウムや鉛が溶出する危険性が高い食器が含まれていることがあるようだ。
さらに、陶磁器やホウロウ引き(ホーロー加工品)製品にもカドミウムや鉛が含まれた着色顔料や釉薬が使用されていることがあるらしいから、とりあえずは有害物質を含まないと明言している製品を選ぶしかない。
磁器製品に含まれるカドミウムや鉛については、以下のページがわかりやすい。
要するに、
1.完成段階での焼成温度が1300℃以上
2.食器の内側に上絵を施さない無地(白色)または淡色の食器が最も安全
ということらしい。
ティーポットは日本製なら波佐見焼や美濃焼など、安全そうな磁器製品が色々ある。
https://www.pref.nagasaki.jp/yogyo/gijyutu/pdf/yakimono.pdf
磁器や陶器、ガラス製品そのものを避けるならば、 茶こしを直接マグカップに載せるのも良い。
現在は、鍋はル・クルーゼ製を使用しているが、バーミキュラの製品も良さそうだ。ル・クルーゼの鍋はもう何年も使っているが、重たい事以外にこれといった不満はない。この鍋は熱々の寄せ鍋ができる上に、米も美味しく炊けるし、デザインも良く、耐久性も宜しい。寄せ鍋に使うならココット・ジャポネーズ、米を炊くならココット・ロンドがおススメだ。
また、ガラス製品(クリスタルガラス)にも、屈折率を大きくするため、鉛を多く含むものがあるらしい。
マグカップなども釉薬が塗ってあるから、比較的重金属類の検査基準が厳しい北欧製のものを愛用している。イッタラやアラビアの300-400mlサイズのマグカップはデザインも良く、形が安定していて倒れにくいから使いやすい。 基本的に食器の内側に色を付けてあるものや、カドミウムや鉛の使用について明確に言及していないメーカーの食器は使用しないようにしている。
スープマグは形が安定していて、掴みやすいものが良い。ゼロジャパンの製品は美濃焼でデザインも良く、カドミウムと鉛の試験を不検出でクリアしているらしいから、愛用している。 市販のロウソクでティーポットを温められるティーウォーマーもある。
確かに、値段が高ければ品質が保証されているとは限らないが、やはり安い商品には安くできる理由があるし、高い商品には高くなってしまう理由がある。特に、調理器具の類の品質は大概価格に比例しているから、健康のことを考えれば、ちゃんとしたものをケチらず買うのが賢明だと思う。
そういえば、かつて、一酸化炭素濃度を高めることができる危険なフライパンがあった。
現在も、安価で人気のフッ素樹脂加工フライパンは、過熱によって、めまいや呼吸困難、頭痛、吐き気などを引き起こすテトラフルオロエチレンやヘキサフルオロプロペン、クロロメタン、ブテンなどの有害ガスが発生するし、400℃程度の過熱ではフッ素樹脂の熱分解が起こることが確認されている。
フライパンを使うなら今のところ、京セラなどのセラミック加工されたものが最も安全かもしれない。洋食店ではステンレス製のフライパンがよく使われているが、セラミックの手入れのしやすさを一度体感すると、ステンレス製には戻れなくなる。
日本料理店などでは伝統的にアルミ製の雪平鍋がよく使われているが、アルミが人体に取り込まれても完全に安全であるとか、100%無害であるという証明はなされていないから、アルミ製の鍋も使わないようにしている。
しかしながら、料理をするなら雪平鍋があった方が良いから、ステンレス製かつ日本製のものを選んで使っている。雪平鍋なら、やはり新潟県燕市製のものが最も品質が良く、安心できる。
また、過熱が必要な料理を入れる皿や小鉢は、イワキの耐熱ガラス製品を使っている。あまり電子レンジは使いたくないけれど、時間がない時はスーパーやコンビニで添加物入りの総菜を買って、レンジで温めることがある。
その際、プラスチック製やポリプロピレン製などの容器は加熱によって有害物質が溶け出す可能性があるから、電子レンジでの過熱が必要な時は、耐熱ガラス製のものに移し替えて加熱するようにしている。
体は食べ物によって作られ、維持されるものである。それゆえ、健康になりたいと願うのであれば、安易に病院や薬に頼るのではなく、毎日無意識に様々なものから摂取している毒素を、少しずつでも意識的に排除してゆくことが何より重要だと思う。
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