近いうち、駿河湾から東京湾付近を震源とした大地震が来ると噂になっているので、地震対策として、本棚をカスタムすることにした。

片開きの棚の扉には、すでに某社製の扉自動ロック装置を装着してある。この装置のパッケージには「取り付けカンタン」と記されていたが、実際には、素晴らしく「取り付けコンナン」であった。

本来、この手の商品で「取り付けカンタン」と謳うのであれば、掃除機の使い方や電車の乗り方さえ分からないような、お城育ちのお嬢様が簡単に取り付けられて始めて「簡単」と謳うべきであって、DIY経験が豊富かつ工作が得意な男でさえ取り付け困難な商品を「取り付けカンタン」と謳うのは如何なものかと思ったが、会社に物申すのも面倒なので、とりあえず今後、この会社の製品は買わぬことに決めた。

きっと、13歳の時に15ドルでフリーエネルギー収集装置を作り上げた、二コラ・テスラの生まれ変わりのようなMax Loughanレベルの工作能力があったとしても、この装置は簡単には取り付けできないだろう。

www.youtube.com

 

f:id:tokyotsubamezhenjiu:20200812181105j:plain

観音扉の棚であれば、ニトムズ製のキャビネットストッパーがよろしい。取り付けも簡単で、ある程度の地震対策にはなるだろうと思う。

ニトムズ製なら、冷蔵庫用ドアストッパーもおススメだ。すでに装着してから数年余り経過したが、毎日10~30回くらいドアの開閉を繰り返しているにも関わらず、不具合は全く起きていない。とにかく、耐久性が素晴らしい。ちなみに100均に類似品が存在するが、すぐに割れる仕様になっている。

本棚本体は、天井への突っ張り装置をかませると同時に、側面はビスとL字ステーで直接壁に固定しておけば安心だ。しかし、震度5以上の揺れが襲った場合、壁自体が波打ち、本が飛び出す可能性があるため、今回、本の落下防止を目的とした簡易的なストッパーを自作した。

本をストップさせる方式はいくつか考えたが、平時に本を取り出せる、マイルドな方式を採用した。それゆえ、ストッパー自体のストッピング能力はそれほど高くないと思われる。しかしながら、本がこのストッパーを乗り越える時は、建物自体が崩壊している可能性があるから、とりあえずはこれで良しとすることにした。

f:id:tokyotsubamezhenjiu:20200812180007j:plain

材料はカラー横折金具白A37(c-729)と白B37(C-727)、桧仕上げ材1820×9×30、白色の養生テープ。木材は本棚の各幅に合わせて、ホームセンターでカットしてもらった。

 

f:id:tokyotsubamezhenjiu:20200812180213j:plain

木材加工に必要な道具は、木材カット後のバリ取りに使う600番程度の紙やすり、金具の仮止めに使うセロファンテープ、ボルトの固定に使う電動ドリルなど。手動でもねじ止めは可能だが、かなりの労力を要するから、電動ドリルがあった方が良い。

電動ドリルはアメリカのBlack&Decker製を20年近く愛用している。MAC TOOLS製のラチェットのように、コンパクトかつ手に馴染む感じが素晴らしく、非常に使いやすい。

 

f:id:tokyotsubamezhenjiu:20200812180401j:plain

辞典類がギリギリ取り出せる隙間を確保して、棚の前面に木材を固定した。

 

f:id:tokyotsubamezhenjiu:20200812180629j:plain

凄まじい揺れが来たら役に立たぬかもしれぬが、無いよりはマシだろうと思う。

 

f:id:tokyotsubamezhenjiu:20200812180926j:plain

木材の上下を面取りするヒマがないので、とりあえず養生テープで保護した。